ノハナショウブ 列車に映え/津鉄・飯詰駅

津軽飯詰駅のホーム沿いで見ごろとなっているノハナショウブ=21日、五所川原市

 青森県五所川原市の津軽鉄道・津軽飯詰駅で、ノハナショウブが見ごろとなっている。鮮やかな紫の花が、乗客やホームで待つ利用客の目を楽しませている。

 ノハナショウブは園芸用のハナショウブの原種で、五所川原の「市の花」にもなっている。同駅では、1985年の津鉄開業55周年を記念してホーム沿いに植えられた。現在は地元の住民グループ「飯詰を元気にする会」(岡田千秋会長)と東北能開大青森校の学生たちが、毎年草刈りや植え替えなどを行って、花畑の維持に努めている。

 岡田会長は「年々花の数が増えているので、うれしい。さらに範囲を広くしていくことを目標に、活動を続けたい」と話している。

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