ナマハゲの声の“渋み”とは…男鹿市職員に迫力の発声伝授、本番は大みそか

市役所若手職員らがナマハゲの所作を学んだ講習会
 大みそかの日中に秋田県男鹿市職員が市中心部で行う恒例のナマハゲ行事を前に19日、若手職員向けの所作講習会が市役所で開かれた。職員ら約40人が参加。ナマハゲに必要な声の出し方や動き方を学んだ。

 真山なまはげ伝承会(同市北浦真山)の菅原昇会長(82)が講師を務めた。菅原会長はナマハゲの声だしを実演。低音で迫力のある声を披露した上で「声はただ大きければいいというわけではない。うがいのように喉で転がすイメージで声を出し、渋みを出してほしい」と語った。

 参加者は面とケデを身に付けてナマハゲに扮(ふん)し、「おおー」と威勢のいい声を上げて、動作を繰り返した。菅原会長は最後に「実際に大みそかの夜にやる行事を思い浮かべて、さすが男鹿のナマハゲと言ってもらえるような振る舞いをしてもらいたい」とエールを送った。

 入庁1年目の生活環境課の加藤圭介さん(19)は「手と足の動きをしっかりやって、堂々とナマハゲを頑張りたい」と語った。

 今回初めて、ナマハゲ行事の学習を目的に男鹿南中の生徒5人も参加した。秋山璃空さん(1年)は「なり手も減って大変だと思うので、将来は地元で行事に参加したい」と笑顔を見せた。

 31日は午後0時45分、若手市職員が扮するナマハゲが市役所裏の中川邸跡を出発。30分ほどをかけてJR男鹿駅周辺まで練り歩く。男鹿駅前では午後0時半からなまはげ太鼓演奏、1時25分からは餅まきを行う。

 講習会に先立ち、男鹿市船越のグラフィックデザイナー鈴木由紀子さん(「アトリエ鈴」から市に、ナマハゲ行事に活用してもうための寄付金が贈られた。

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