米軍三沢基地内をバスで巡る月に1度の人気ツアー「フレンドシップツアー」が9日、約3年ぶりに再開された。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたのが理由。青森県三沢市内外から集まった約30人が、普段は見ることのできない「日本にある米国」を満喫した。
前身に当たる「フライデー(金曜)ツアー」は、同基地主催で1980年代後半に始まった。湾岸戦争による中断を挟んで2000年度から再開。やがて米軍の協力を得て三沢市が主催するようになり、18年度から現在の名称になった。毎回反響が大きく、今回は募集開始から1時間で参加者の枠が埋まった。
一行は基地ラジオ局に移動し、本番前のスタジオに入って興味津々の様子。小川原湖を一望できるゴルフ場のレストハウスではドルで売られている飲み物や衣類を円に換算、値段の高さに目を丸くしていた。基地司令部前に展示されている戦闘機の前で仲良く記念撮影したり、バスの車窓から住宅地区や格納庫を眺めたりして約2時間の旅を楽しんだ。
ツアーにこれまで5回以上参加し、再開を心待ちにしていたという田舎館村の白戸浩喜さん(69)は「毎回来るたび、違った魅力がある。面白いし飽きない」と笑顔。基地報道部のクリストファー・ジェイコブス2等軍曹(39)は「日米交流を深めるためのツアーが再開でき、感激している」と声を弾ませた。
ツアーは9月を除き、これまで通り月に1度開催する予定。毎回違った施設を回るよう配慮されている。7月分の予約受け付けは既に終了。問い合わせは市産業観光課(電話0176-53-5111)へ。
前身に当たる「フライデー(金曜)ツアー」は、同基地主催で1980年代後半に始まった。湾岸戦争による中断を挟んで2000年度から再開。やがて米軍の協力を得て三沢市が主催するようになり、18年度から現在の名称になった。毎回反響が大きく、今回は募集開始から1時間で参加者の枠が埋まった。
一行は基地ラジオ局に移動し、本番前のスタジオに入って興味津々の様子。小川原湖を一望できるゴルフ場のレストハウスではドルで売られている飲み物や衣類を円に換算、値段の高さに目を丸くしていた。基地司令部前に展示されている戦闘機の前で仲良く記念撮影したり、バスの車窓から住宅地区や格納庫を眺めたりして約2時間の旅を楽しんだ。
ツアーにこれまで5回以上参加し、再開を心待ちにしていたという田舎館村の白戸浩喜さん(69)は「毎回来るたび、違った魅力がある。面白いし飽きない」と笑顔。基地報道部のクリストファー・ジェイコブス2等軍曹(39)は「日米交流を深めるためのツアーが再開でき、感激している」と声を弾ませた。
ツアーは9月を除き、これまで通り月に1度開催する予定。毎回違った施設を回るよう配慮されている。7月分の予約受け付けは既に終了。問い合わせは市産業観光課(電話0176-53-5111)へ。