三沢まつり 4年ぶりに4日間開催へ 8月

昨年の三沢まつり。今年は従来通り4日間の日程となる=2022年8月、三沢市中央町

 三沢市商工会(古間木勝弘会長)は6日、毎年夏に行われる恒例の「三沢まつり」について、従来通り4日間の日程で行うことを明らかにした。期間は8月24~27日。同会幹部がこの日、市役所を訪れ、小桧山吉紀市長に開催の協力を求めた。

 新型コロナウイルスの感染拡大により2020、21年は中止。22年は中日を省略して3日間の日程で行われた。今年は4年ぶりに前夜祭、お通り、中日、お還(かえ)りという4日間の日程が組まれ、山車の合同夜間運行も実施される。山車を制作する祭礼と呼ばれる団体は22年より五つ増えて計12となる見通し。浜三沢や塩釜地区に伝わる伝統芸能の披露も企画されている。

 夏の終わりを彩る三沢まつりは豪華絢爛(けんらん)な山車が目玉。米軍基地関係の参加者も多く、国際色豊かな催しとして親しまれてきた。今年は99回目を迎え、古間木会長は「来年行われる節目の100回目に向け、弾みになるようなまつりにしたい」と盛り上げを誓った。

 主な日程は次の通り。

 ▽8月24日=前夜祭(午後6時~、祭りばやし競演会)▽25日=お通り(午後4時~、山車合同夜間運行)▽26日=中日(正午~、みこしパレードなど)▽27日=お還り(午後1時~、山車合同運行)

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