奥入瀬渓流きのこハンドブック2冊新刊

おいけんが発行した「奥入瀬渓流 きのこハンドブック初夏-秋篇」ⅠとⅡを持つ木村さん

 青森県十和田市のNPO法人奥入瀬自然観光資源研究会(通称・おいけん)が、奥入瀬渓流に生育するキノコを紹介した「奥入瀬渓流 きのこハンドブック初夏-秋篇」のⅠとⅡを刊行した。写真を多く載せ、キノコの見た目の特徴を伝えている。

 おいけんが奥入瀬渓流に関するハンドブックを発行するのは今回が7回目。県きのこ会の工藤伸一会長が監修し、河井大輔代表理事が執筆した。散策の時に携帯しやすいコンパクトなサイズで、それぞれ168ページ。

 昨年は「きのこハンドブック春-初夏篇」を発行。今年は一番キノコが多い6、7月から11月ごろに生育するキノコを2冊で計170種紹介した。Ⅰはかさと柄があるキノコらしい見た目のキノコを、Ⅱは木に張り付いていたり、平たく広がっていたりする変わった形のキノコをそれぞれまとめた。

 おいけんのガイド・木村育子(やすこ)さん(53)は「キノコのいろいろな形や見た目を楽しんでもらえるハンドブックになっているので、携えて渓流を歩いてほしい。春-初夏篇と3冊合わせて読んでもらえたら」と話す。

 ハンドブックはそれぞれ1650円(税込み)。奥入瀬渓流館、おいけんのホームページ、通販サイト・アマゾンで購入できる。

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