八甲田丸の御船印 13日から販売/青森

13日から販売する八甲田丸の御船印(左)と船印帳

 青森市の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸は、神社仏閣を参拝した証しに押してもらう御朱印の船バージョン「御船印(ごせんいん)」の販売を13日から始める。

 御船印は、日本旅客船協会公認の事業で2021年4月に開始。各地の船会社や海洋博物館が独自の印をつくり、窓口や船内で販売している。全国の101社・団体が参加しており、北東北では八甲田丸が初めて。

 はがきサイズの御船印には、八甲田丸の特徴で、貨物車両を船に積んで運航する「貨車航送」をイメージし、船に貨車を積み込む場面を描いている。

 八甲田丸が来年就航60周年を迎えるのを前に、来館客の増加につなげようと「八甲田丸を守る会」(倉橋純造会長)が導入を提案した。八甲田丸の指定管理者でNPO法人「あおもりみなとクラブ」の田村隆文事業部長は「御船印マニアをはじめお客さんにどんどん来てもらい、来年60歳になる八甲田丸を盛り上げる機運を高めていきたい」と話した。

 八甲田丸の御船印は550円(税込み)で、船内の受付で購入できる。各地の御船印を集められる公式の「船印帳」も販売する。

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