木版画「能楽百番」など展示 八戸・街かどミュージアム

月岡耕漁の「能楽百番」を中心に展示している会場

 青森県八戸市の八戸クリニック街かどミュージアムで、明治から大正にかけて浮世絵や日本画で活躍した月岡耕漁(こうぎょ)(1869~1927年)の生誕150年を記念する春期展「能楽百番-珠玉の伝統木版が奏でる幽玄の美-」が開かれている。耕漁の「能楽百番」を中心に約110点を展示している。6月16日まで。

 伝統木版画は、絵師・彫師・摺師(すりし)と、プロデュースする版元による総合芸術。「能楽百番」は上質な和紙に数十回もの摺りを重ね、肉筆画のように細かい筆致や色合いを再現しており、伝統木版画技術の到達点ともされる。

 展示解説も充実し、演目の内容や作品の見どころが分かりやすくまとめられている。能の歴史や、特有の表現方法も紹介しているほか、近年国内でも注目を集めている小原古邨(こそん)の作品も展示している。

 また、同館は外国人向けに英語版のパンフレットや展示解説を用意。小倉学館長の妻然子(のりこ)さんが翻訳した。パンフレットを見て訪れる外国人旅行客も多いという。

 入館料は大人500円(高校生以下無料)。休館日は祝日を除く月、火曜日。問い合わせは同館(電話0178-32-7737)へ。

 同展に関連し、6月1日午後2時から八戸ブックセンターで学芸員の小倉館長がアカデミックトークを行う。


春期展「能楽百番」の英語版のパンフレット

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