幻想八重桜 弘前公園ライトアップ

ライトアップされた東錦を眺める花見客=26日午後、弘前公園

 大型連休中も桜を楽しんでもらおうと、青森県弘前市は26日、弘前公園内にある八重桜7品種「弘前七桜(しちざくら)」などの夜間ライトアップを始めた。花見客らに人気のソメイヨシノは既に葉桜となったが、「弘前七桜」の一つ弘前雪明かりなどが見ごろを迎えている。5月5日まで。

 ライトアップするのは本丸、北の郭(くるわ)、東内門近くなど5カ所。弘前雪明かりのほか、八重紅枝垂(やえべにしだれ)、東錦(あずまにしき)、鬱金(うこん)、松月(しょうげつ)、関山(かんざん)、普賢象(ふげんぞう)の弘前七桜に加え、八重桜の一葉など約15品種を照らす。市によると、27日は弘前七桜のうち東錦など3品種、29日からの大型連休中は2~4品種が満開を迎えるという。

 園内の桜を管理する市職員で桜守の海老名雄次さん(42)は「ソメイヨシノ以外に大々的にライトを当てるのは初めて。今後も夜桜を楽しんでほしい」と呼びかけた。京都府の会社員山本則之さん(61)は「ライトアップされた八重紅枝垂がとても美しい」と話した。

 時間は日没から午後10時まで。

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