外堀の水面に桜のじゅうたん/弘前公園

桜の「花筏」が広がった弘前公園追手門前の外堀=17日午前

 青森県弘前市の弘前公園の外堀で17日、桜の花びらが水面に浮かぶ「花筏(はないかだ)」ができ始めた。花見客らは時折雨が降る中、ピンク色のじゅうたんのように見える風景をカメラに収めた。市によると、19日ごろまで見ごろが続く見通し。

 花筏は市公園緑地課の職員が外堀の水流を変え、1カ所に集まるように調整している。市役所前の外堀のほか、青森地裁弘前支部前、弘前文化センター前、弘前中央高校前などで見ることができる。

 野辺地町から夫と訪れた横浜直香さん(52)は「弘前公園と言えば花筏。今年も見たいと思って来た。満開が早くて驚いたけど、ちょうどよい時に来られてよかった」と語った。

 17日現在、西堀の桜のトンネルは満開が続いているが、園内は散り始め、外堀は五分散りとなっている。

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