ユウシデクラゲを初展示/浅虫水族館

愛嬌(あいきょう)たっぷりに水中を動き回るユウシデクラゲ

 青森市の浅虫水族館は、青森県以北でのみ生息するクラゲ「ユウシデクラゲ」を展示している。大きさ(傘高)は約4センチで、成長すると7センチほどになる。ユウシデクラゲの展示は同館では初めて。

 展示しているユウシデクラゲは、平内町の土屋漁港で同館職員が採集した。傘全体がやわらかく、丸みを帯びた形状が特徴。プランクトンではなく、ほかの小さなクラゲを食べて生きる。

 訪れた小山内夢香(ゆめか)さん(12)=平内町藤沢=と、いとこの棟方陽菜(ひな)さん(14)=同=は「きれいで、幻想的。ビー玉みたい」とユニークな動きを楽しんでいた。

 同館のベテランスタッフも、これまでは図鑑だけで、実物を見るのは初めてという。

 飼育展示部魚類グループでクラゲ担当の竹中樹里さんは「まだ情報が少ないクラゲなので、どのくらい展示できるか分からない。早めに見に来てほしい」と話している。

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