限定酒「純米 HANAFUBUKI 70」をPRするAQEの関係者

 青森県内四つの酒蔵でつくるチーム「AQE」は、使う米や精米歩合をそろえて各蔵で仕込んだ限定の日本酒「純米 HANAFUBUKI 70」を、6日に発売する。

 AQEは西田酒造店(青森市)、三浦酒造(弘前市)、八戸酒造(八戸市)、鳩正宗(十和田市)の4社で昨年結成した。県内の地酒の消費拡大などを目指し、これまでに新酒の飲み比べセットなどを販売。今回は第3弾の企画となる。

 現在販売されている酒の精米歩合は55~60%が多く、精米歩合が低くなるほど原料を多く必要とするため、酒の価格も高くなる傾向にある。物価が高騰する中、価格を抑えて消費者に楽しんでもらおうと、精米歩合を70%と高めに設定した。各社は県産酒造好適米「華吹雪」と、県が開発した酵母「まほろば醇(じゅん)」を使って仕込んだ。

 3日、青森市内でお披露目会が行われ、西田酒造店の西田司社長は「精米技術が向上し、高い精米歩合でも蔵の個性が出ておいしいお酒ができた。ぜひ飲み比べてほしい」とPRした。

 720ミリリットル入り1本1485円(税込み)。各社4800本限定で出荷する。県内外の特約店(県内は24店)で販売する。

6日に発売する「純米 HANAFUBUKI 70」

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