弘前商工会議所青年部のメンバーは、雪上スポーツ「SONDO(ソンド)」を考案した。フィールド中に色を塗りたくって対戦する人気ゲームの「スプラトゥーン」と雪合戦をかけ合わせた。2月に大会を開き、冬場に子どもたちが楽しむことのできるイベントとして定着を目指す。
「ソンド」は「騒動」の意で、散らかって大変になっている状態などを表す津軽弁が由来。雪合戦の雪玉の代わりに、色水の入った水鉄砲と水風船で相手を倒していく。試合を重ねていくことで、黄、オレンジ、青、緑の4色の色水が競技場の雪原を染めていく様はまさに「騒動」。
新型コロナウイルスの感染対策のため、距離を取りつつ、イベントの少ない冬場に楽しむことのできる新たな催しをつくり出すことを目指して考案。「雪原に色がついたら面白い」と競技の原型を思いついた。
約1年かけて、色水の染料や濃さ、ルールや装備に何を使うかなど調整を重ねた。
考案の中心を担った一人の島津隆義さんは「さまざまな実験を続けてこの形になった。雪国だからこそ楽しめるゲームができた」と語る。青年部まつり委員会委員長の葛西晋さんは「来年、再来年と改良を続けて大きなイベントにしていきたい」と話した。
▼28日まで参加者募集
弘前商議所青年部は、2月25、26日に弘前市りんご公園で開くソンド大会の参加者を募集している。初日は小学4年生から中学3年生までのジュニア部門、2日目は小学4年生から60歳までのファミリー部門の試合をする。募集は各日8チームまでで、上限に達した場合は抽選する。1チーム3試合実施する予定。申し込みは28日まで。問い合わせは同部事務局(電話0172-33-4111)へ。
◇
ソンド 競技雪合戦に似たスポーツで、5対5で対戦する。競技場は36メートル×10メートル四方。選手はヘルメット、ゴーグル、防水の「ソンドスーツ」を着用する。色水の入った水鉄砲と水風船で、胸と背中に張った和紙に色をつけることで相手を倒し、参加不能にできる。5人全員を倒すか、相手陣地の奥に置いただるまを落としたら勝利。5分以内に決着しない場合は、倒した相手の数で勝敗を決める。1チームに一つ配備される傘を使ったり、壁代わりのリンゴ箱に隠れたりして身を守ることもできる。
「ソンド」は「騒動」の意で、散らかって大変になっている状態などを表す津軽弁が由来。雪合戦の雪玉の代わりに、色水の入った水鉄砲と水風船で相手を倒していく。試合を重ねていくことで、黄、オレンジ、青、緑の4色の色水が競技場の雪原を染めていく様はまさに「騒動」。
新型コロナウイルスの感染対策のため、距離を取りつつ、イベントの少ない冬場に楽しむことのできる新たな催しをつくり出すことを目指して考案。「雪原に色がついたら面白い」と競技の原型を思いついた。
約1年かけて、色水の染料や濃さ、ルールや装備に何を使うかなど調整を重ねた。
考案の中心を担った一人の島津隆義さんは「さまざまな実験を続けてこの形になった。雪国だからこそ楽しめるゲームができた」と語る。青年部まつり委員会委員長の葛西晋さんは「来年、再来年と改良を続けて大きなイベントにしていきたい」と話した。
▼28日まで参加者募集
弘前商議所青年部は、2月25、26日に弘前市りんご公園で開くソンド大会の参加者を募集している。初日は小学4年生から中学3年生までのジュニア部門、2日目は小学4年生から60歳までのファミリー部門の試合をする。募集は各日8チームまでで、上限に達した場合は抽選する。1チーム3試合実施する予定。申し込みは28日まで。問い合わせは同部事務局(電話0172-33-4111)へ。
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ソンド 競技雪合戦に似たスポーツで、5対5で対戦する。競技場は36メートル×10メートル四方。選手はヘルメット、ゴーグル、防水の「ソンドスーツ」を着用する。色水の入った水鉄砲と水風船で、胸と背中に張った和紙に色をつけることで相手を倒し、参加不能にできる。5人全員を倒すか、相手陣地の奥に置いただるまを落としたら勝利。5分以内に決着しない場合は、倒した相手の数で勝敗を決める。1チームに一つ配備される傘を使ったり、壁代わりのリンゴ箱に隠れたりして身を守ることもできる。