漢方煎じ薬 気軽に わたなべ薬品がテイクアウト事業

漢方煎じ薬のテイクアウト専門カフェ事業を始めた八戸市のわたなべ薬品

 青森県八戸市十三日町の薬店「わたなべ薬品」(渡部穣代表)が漢方煎じ薬(自然薬)のテイクアウト専門カフェ事業を今年10月に始め、好評を得ている。渡部代表は「スタッフに相談していただきながら、気軽に漢方を健康維持に取り入れてほしい」と話す。

 カフェでは体調や症状に合わせ、1包(1杯分)入りの本格的な漢方煎じ薬をテイクアウトできる。市内でも珍しいサービスといい、女性を中心に利用されている。おなじみの葛根湯をはじめ、ティーバッグ式で24種類を用意し、1杯418円(税込み)。来店客が自分で作ることも可能で、ポットにティーバッグと水を入れ、電子レンジで加熱して出来上がりとなる。健康茶も15種類取り扱っており、1杯150円(同)。

 渡部代表は「漢方は症状やタイミングが合えば素晴らしい効果や即効性の出るものがある。地域の身近な相談相手として、正しい使い方などをアドバイスしていければ」と語る。

 ホテルグローバルビュー八戸の1階にある同店は漢方を中心に各種医薬品を提供している。営業時間は午前10時~午後7時。土曜は午後6時まで。日曜、祝日が定休。電話番号は0178-38-3356。

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