灯籠の光、人の心照らす/青森でイベント

灯籠の柔らかな光が周囲を幻想的に照らす「あおもり灯りと紙のページェント」=21日午後5時半、青森市の青森駅前公園

 22日は一年で最も昼の時間が短くなる「冬至」。青森市では現在、長い冬の夜を灯籠の光で彩る催し「あおもり灯(あか)りと紙のページェント」が行われており、冬至前日の21日も会場に多くの市民が訪れた。来年2月12日まで。

 市などで組織する実行委員会主催の冬季イベント「雪だ!灯りだ!芸術だ!あおもり冬のワンダーランド」の一環。今年はJR青森駅前と青森駅前公園、ねぶたの家ワ・ラッセ、八甲田ロープウェーなど6カ所の会場に、市内の小学生らが彩色した高さ60センチ、幅40センチの灯籠型オブジェ「雪だるま~る」約500個が置かれた。

 メイン会場の駅前公園には、さまざまなキャラクターや動物、縄文式土器などをモチーフにした約200個がずらり。日暮れとともに灯籠の柔らかな光が周囲を包み、幻想的な雰囲気を演出した。同市の神房子さん(59)は買い物の途中で孫の乃碧(のあ)ちゃん(9カ月)と訪れ、「色とりどりの灯籠を見ていると楽しい」と話した。

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