樽酒と純米酒のセット 東青50店で発売/青森酒販協同組合

津軽地域の三つの蔵が仕込んだ樽酒と純米酒。銘柄ごとに2本セットで販売する

 青森酒販協同組合(吉田光良理事長)と青森小売酒販組合(同)は16日、「地域限定 酒蔵応援!樽酒(たるざけ)プロジェクト」として、津軽地域の日本酒メーカーが仕込んだ樽酒と純米酒のセットを、青森市と東津軽郡の約50の酒店で一斉発売する。

 コロナ禍で日本酒の消費量が落ち込む中、近年は県内でほぼ流通していない樽酒を瓶詰めし、純米酒とセットで年末年始に楽しんでもらおうと企画した。

 企画に賛同した鳴海醸造店(黒石市)、白神酒造(弘前市)、カネタ玉田酒造(同)に、杉の四斗樽(72リットル入り、一升瓶40本分)を提供。三つの蔵元がそれぞれ、代表銘柄である「菊乃井」「白神」「津軽蔵衆」を樽で熟成させた。いずれも樽酒を瓶詰めして販売するのは初めてだという。

 吉田理事長は「樽酒はめでたい酒なので、年末年始にぴったり。杉の香りを楽しんで、飲み比べてほしい」とPRしている。

 720ミリリットル入りの樽酒と純米酒が2本セットで3300円(税込み)。計2100セット限定。

 問い合わせは青森酒販協同組合(電話017-721-5225)へ。

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