ナガイモなど使い東北町も空自「空上げ」

生き活き産業文化まつりで販売され、人気を博した長芋ハーブ空上げ

 青森県東北町の町観光協会(蛯沢武志会長)は、町内の航空自衛隊東北町分屯基地の給食で提供されている鶏の唐揚げ「長芋ハーブ空上(からあ)げ」の知名度向上に向け、売り込みを図っている。主要産地として知られる同町産のナガイモとニンニクを使ったご当地色豊かな唐揚げで、今後、町内の飲食店でも提供される予定。関係者は「町の新たな名産品になってくれれば」と期待を寄せている。

 空自では、唐揚げを「空自全体で上を目指す」という意味を込め「空上げ」と称しており、各基地で特色ある唐揚げがある。県内では、むつ市内の飲食店で空自第42警戒群のレシピで調理した「大湊Sora空(から)っ!」が2018年から、三沢市内の飲食店でも昨年から「三沢基地空自空上げ」が提供されている。

 長芋ハーブ空上げはナガイモとニンニクを生地として使用。「低温調理法」により、鶏肉をやわらかく仕上げた。ハーブの一種のバジルで色、香りを補い、あっさりした風味に仕上がっている。東北町分屯基地によると、18年から月に1回、給食として提供され、20年には空自内の調理競技会で銀賞を受賞している。

 町観光協会は数年前、基地側からレシピの提供を受け、PRの機会を探っていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で実現できないままだった。

 各イベントが再開されるようになった本年度に活動を開始。今月5、6日には町特産品販売促進協議会(江刺家りつ子会長)の協力を得て、町内で行われた「生き活(い)き産業文化まつり」で長芋ハーブ空上げを販売。午前中に売り切れるほどの人気だった。

 試食した長久保耕治町長は「初めて食べたが、おいしい。ご飯に合う味。東北町の新名物になってほしい」と太鼓判を押す。蛯沢会長は「唐揚げは人気のおかず。町に人を呼び込む目玉になってくれれば」と語った。

 同協会は今後、分屯基地から講師を招き、町内の飲食店を対象とした勉強会を開くとともに、提供を希望する飲食店を募る予定。併せて、本年度中をめどに、基地、町との3者で普及事業に関する協定を締結する見通しだ。

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