千葉学園高生が縄文グッズ製作、販売へ

製作したトートバッグやポーチをPRする千葉高生

 青森県八戸市の千葉学園高校生活文化科2、3年生74人が、同市の是川遺跡に展示している土器や土偶をモチーフにした刺しゅうをあしらったトートバッグとポーチを製作した。「是川縄文の日」の3日に同市埋蔵文化財センター「是川縄文館」で開かれるイベントで販売する予定で、生徒は「グッズを通して縄文に興味を持ってもらえればうれしい」と話す。

 グッズ製作は、同校が縄文文化について学んで地域に愛着と誇りを持ってもらおうと実施し、今年で3年目。

 同校は昨年度、トートバッグなどの縄文グッズを製作して同館などで展示した。商品化を求める声を受け、同館の来場者や同校生徒にアンケートを実施し、販売するグッズを決めた。

 生徒は7月下旬に製作をスタート。トートバッグは赤、青、茶色の3種類で、赤やピンクのハートマークを抱いたかわいらしい土偶の刺しゅうがあしらわれている。秋山愛海(なるみ)さん(3年)は「丈夫に作ることができて良かった」、北村美緒さん(同)は「手縫いやミシン縫いを一生懸命勉強してきた。手に取って、長く使ってくれたらうれしい」と話した。

 ポーチは赤と黒の2種類で、縄文土器の模様を赤い糸を使って表現した。清川日球(ひまり)さん(2年)は「丸くてかわいらしい形になるようにした。丁寧に縫ったのできれいな商品ができた」と話した。

 トートバッグは700円、ポーチは600円。どちらも30点用意しており、なくなり次第終了する。

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