風情ある庭園や縁側に菊が並ぶ更上閣の「菊花展」

 青森県八戸市本徒士町の更上閣(こうじょうかく)で13日まで「菊花展」が開かれている。黄、白、紫など色とりどりの約120鉢が庭園や縁側に並び、和風邸宅とのコントラストが訪れる人の目を楽しませている。展示は午前9時~午後4時。

 更上閣指定管理者・三八五交通(小笠原修社長)が主催、6回目。市内在住の菊の愛好家が丹精込めて育てた奥州菊や厚物(あつもの)などが飾られている。出展者の一人は「例年並みの出来栄え。心が安らぐと思うのでぜひ見に来てほしい」と語る。

 更上閣は明治30(1897)年ごろから大正時代にかけて建築・改築された近代和風建築の邸宅。2003年、国の登録有形文化財となった。10月29日に訪れた市内の70代女性は「さまざまな種類の菊が展示され、きれい。友人に誘われて初めて来たが、良かった」と話していた。

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