国史跡指定記念 三戸城跡 切手、日付印に

3日から販売が始まったフレーム切手と小型通信日付印

 三戸城跡(青森県三戸町、現城山公園)の国史跡指定を祝い、日本郵便東北支社(仙台市)は3日、城跡の全景や四季の移り変わりを図柄にしたフレーム切手の販売を始めた。また、三戸郵便局(橋本正俊局長)は同城跡や石垣を図柄にした小型通信日付印を作り、フレーム切手購入者に記念押印台紙を今月末(平日のみ)まで無料進呈する。同日、同城跡の鍛冶屋門跡の石垣前で町に贈呈した。

 フレーム切手「戦国時代の南部家拠点 国指定史跡 三戸城跡」は84円切手10枚がセットで、500部限定。同日、鍛冶屋門の石垣を背景に、県東部地区統括局長の中村天(たかし)七戸局長から松尾和彦町長にフレーム切手を、橋本三戸局長から慶長隆光教育長に記念押印台紙を贈った。

 松尾町長は「国指定を受ける要因の一つ、石垣を背景にした贈呈式に感謝している。三戸城、南部家の歴史について、さらに研究を深めて全国に発信していきたい」と謝辞を述べた。

 押印台紙は糠部(ぬかべ)神社の御朱印、三戸城の御城印(町歴史民俗資料館で販売)を組み合わせて保管できる。フレーム切手は1330円(税込み)で、八戸市、三戸郡内の郵便局51局と、郵便局ネットショップでも取り扱う。問い合わせは三戸郵便局(電話0179-22-2363)へ。

三戸城跡の鍛冶屋門跡石垣前で贈呈式を行った松尾町長(右)ら

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