五所川原市金木町と中泊町の8体を題材にした鬼コカード第3弾

 神社の鳥居に祭られている鬼の飾り「鳥居の鬼コ」を紹介するカードの第3弾が登場する。青森県五所川原市金木町、中泊町の鬼コを題材にした8種類が新たに加わり、各神社周辺の観光施設や飲食店で16日から配布する。

 鬼コは古くから津軽地方で天災や疫病を払う存在として祭られてきた。カード表面では、まわし姿で四股を踏んだり、頭飾りを着けたりと個性が光る鬼コを写真と軟らかい文章で紹介。裏面は鬼コの後ろ姿などを掲載している。

 同日から10月23日まで中南地域を中心に開催される街歩きや体験型イベント「古津軽ウィーク」に合わせ、県西北、中南地域県民局が企画した。

 弘前、平川両市の鬼コを取り上げた第1弾(全9種)、五所川原市、鶴田町、板柳町の第2弾(全13種)も配布を再開。同ウィーク期間中に第1~3弾の全30種を集めた人は限定の「金のオニー」カード(200枚限定)を入手できる。

 西北県民局の担当者は「鬼コカードを集めながら、各地域の歴史や文化を知ってもらえれば」と話している。

 鬼コや金のオニーの配布場所は古津軽ウィーク特設サイト(https://kotsugaru.com/kotsugaruweek/index.html)から確認できる。

全30種類を集めると入手できる「金のオニー」カード

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