ヒマワリ200万本ようやく見ごろ/八戸南郷

黄色いヒマワリと白いソバの花が咲き誇る「山の楽校」の畑=6日午前、八戸市南郷

 青森県八戸市南郷の青葉湖展望交流施設「山の楽校」で、ヒマワリ約200万本とソバの花が見ごろを迎えている。今年のヒマワリは、7月から続いた天候不順による日照不足の影響で、例年より2週間ほど開花が遅れた。6日は多くの来場者が訪れ、ヒマワリの黄色とソバの白い花が織りなす美しい風景を楽しんでいた。

 山の楽校は、2002年に閉校した旧増田小中学校の校舎を活用し、地域おこしの拠点として地元住民らが運営している。校舎裏の約2ヘクタールの畑に植えられているヒマワリは「夏(なつ)りん蔵(ぞう)」という品種で、やや小ぶりなのが特徴。ソバは「階上早生(わせ)」で、隣接する約5ヘクタールの畑に植えられている。

 山の楽校運営協議会の〓舘(えんだて)博史会長によると、今年は天候不順の影響で、例年より遅い7月上旬にヒマワリの種を植えた。8月下旬まで不安定な天気が続き、ほとんどの花が咲かなかったが、最近の好天の影響で今月に入り見ごろを迎えた。〓舘会長は「ようやく見ごろを迎えられ一安心。今週いっぱいは楽しめるのでぜひ見に来てほしい」と話した。

※〓は「けものへん」に「犬」

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