青森県深浦町は2日、人気の観光スポット十二湖・青池に至る町道の通行止め規制を、4日午前9時に解除することを明らかにした。大雨後も青池は透き通った群青色のままで、関係者は十二湖観光の復興に期待している。
十二湖エリアでは、多くの場所で通行止めが続き、土木業者が復旧作業を急いでいる。2日、町と地元ガイド団体・十二湖森の会が、規制を解除する町道や青池の状況を確認した。同会会長の原田勇成さん(56)は大雨翌日の8月10日、歩いて青池に訪れ「ほかの池は濁っていたが、青池は澄んだままで感動した。まさに奇跡」と振り返った。青池の水は周囲から流れ込まず泉のように湧いているため、濁らなかった可能性があるという。
十二湖エリアでは、県道復旧のめどが立っておらず、大小33湖沼の一つ「影坂の池」も完全に土砂に覆われるなど、大きな爪痕が残る。原田さんは「十二湖を完全に元に戻すのは無理でも、来年の大型連休までに遊歩道を散策できるようにしたい」と話し、来年の白神山地世界自然遺産登録30周年に向け「できる範囲で頑張るしかない」と述べた。
十二湖エリアでは、多くの場所で通行止めが続き、土木業者が復旧作業を急いでいる。2日、町と地元ガイド団体・十二湖森の会が、規制を解除する町道や青池の状況を確認した。同会会長の原田勇成さん(56)は大雨翌日の8月10日、歩いて青池に訪れ「ほかの池は濁っていたが、青池は澄んだままで感動した。まさに奇跡」と振り返った。青池の水は周囲から流れ込まず泉のように湧いているため、濁らなかった可能性があるという。
十二湖エリアでは、県道復旧のめどが立っておらず、大小33湖沼の一つ「影坂の池」も完全に土砂に覆われるなど、大きな爪痕が残る。原田さんは「十二湖を完全に元に戻すのは無理でも、来年の大型連休までに遊歩道を散策できるようにしたい」と話し、来年の白神山地世界自然遺産登録30周年に向け「できる範囲で頑張るしかない」と述べた。