津軽鉄道(青森県五所川原市-中泊町)は1日、秋の風物詩「鈴虫列車」の運行を始めた。スズムシの涼しげな音色とともに、奥津軽の鉄道旅を楽しめる。10月中旬ごろまで。
鈴虫列車は1986年から続く名物企画。津鉄職員が育てた約500匹のスズムシを8匹ずつ飼育ケースに入れ、全車両の前方と後方に1ケースずつ置いている。
2日、午前9時35分津軽五所川原駅発の便には、津軽半島観光アテンダントサポートメンバーの其田純子さんが乗車。鈴虫列車の始まりや魅力を説明した。
市内の福井絢子さん(75)は「鈴虫列車は毎年の楽しみ。これが始まると秋が来たなと思う」と笑顔。一緒に乗車した市内の塚本ミドリさん(78)は「スズムシの音が大好き。小さな体で、大きな音を奏でるのはすごい」と感心していた。
車内で音色は聞かれなかったが、津軽五所川原駅の待合室では“乗務”を待つスズムシたちがケース内で「リンリン」と大きな音を響かせていた。
スズムシは同駅のほか、金木駅、津軽中里駅でも見ることができる。
鈴虫列車は1986年から続く名物企画。津鉄職員が育てた約500匹のスズムシを8匹ずつ飼育ケースに入れ、全車両の前方と後方に1ケースずつ置いている。
2日、午前9時35分津軽五所川原駅発の便には、津軽半島観光アテンダントサポートメンバーの其田純子さんが乗車。鈴虫列車の始まりや魅力を説明した。
市内の福井絢子さん(75)は「鈴虫列車は毎年の楽しみ。これが始まると秋が来たなと思う」と笑顔。一緒に乗車した市内の塚本ミドリさん(78)は「スズムシの音が大好き。小さな体で、大きな音を奏でるのはすごい」と感心していた。
車内で音色は聞かれなかったが、津軽五所川原駅の待合室では“乗務”を待つスズムシたちがケース内で「リンリン」と大きな音を響かせていた。
スズムシは同駅のほか、金木駅、津軽中里駅でも見ることができる。