新鮮マグロに熱視線/尾駮漁港フェス

多くの来場者が詰めかけたマグロ解体ショー

 青森県六ケ所村の地域おこし団体「尾駮一心会」(橋本翔代表)は11日、「尾駮漁港フェスティバル」を開いた。同漁港の特設会場で鮮魚即売会やマグロ解体ショーなどのイベントが行われ、来場した親子連れらを楽しませた。

 地元の漁業に理解を深めてもらおうと、一心会が初めて開いた。この日の朝に同漁港で水揚げしたヒラメやカレイ、カンパチといった鮮魚を安価で即売したほか、ボードの上に立ってパドルをこぐ「スタンドアップパドルボード」の体験会などを行った。

 解体ショーの主役は、日本海産の68キロのクロマグロ。詰めかけた約150人が熱視線を注ぐ中、職人が包丁で手際よく切り分けた。マグロは赤身や中トロ、大トロのさくで販売され、買い求める客が長蛇の列を作った。

 初めて開いたイベントの盛況ぶりに、橋本代表は「多くの人に足を運んでもらい、地元の漁港でおいしい魚が取れていることを知ってもらえて良かった。今後も定期的に開催していきたい」と話していた。

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