共同制作山車の出来栄えを確認するはちのへ山車振興会のメンバー=29日午後7時40分ごろ、八戸市の「マチニワ」

 八戸三社大祭の山車組で組織するはちのへ山車振興会(小笠原修会長)は29日、全27山車組が共同制作を進めてきた「移動型・組立式山車」の最終仕上げ作業を、青森県八戸市の八戸まちなか広場「マチニワ」で行った。各組の制作技術を結集した豪華絢爛(けんらん)な山車が初めて威容を現し、中心街の祭りムードが高まった。30日から来月14日ごろまで一般公開される。

 また三社大祭が開幕する31日、新型コロナウイルス禍で3年連続中止となった神社行列と山車運行に代わる特別行事として、午後5時から中心街でお披露目運行が行われる。

 共同制作山車「青森歴史浪漫(ろまん) 義経北行伝説 蝦夷(えぞ)渡海」は昨年5月に制作がスタート。コロナ禍の影響で予定していたスケジュールが大幅に遅れたが、三社大祭での初お披露目に向けて急ピッチで作業が進められた。

 山車は28日夜、同市の長者まつりんぐ広場の山車小屋からけん引されてマチニワに到着。各山車組関係者約60人が公道での交通整理や設置作業に当たり、山車が破損しないよう慎重にマチニワ内へ搬入した。29日夜には山車の人形や飾りを整える作業を行った。

 制作責任者の石橋元平さん(40)=十一日町龍組=は「コロナ禍で忘れていた祭りの雰囲気や山車のスケール感を市民の皆さんに再認識してもらい、『お祭りっていいね』と感じてもらえたら」と語った。

 八戸三社大祭は8月4日までの5日間。3神社で例祭・祭典が執り行われるほか、八戸市庁前市民広場や市中心街などで祭りの伝統をつなぐ各種行事が行われる。


八戸市の「マチニワ」で30日から一般公開される共同制作山車=29日午後7時45分ごろ

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