開幕まで2週間に迫った五所川原立佞武多(たちねぷた)祭りを前に、中型立佞武多「金太郎」の台上げ作業が20日、青森県五所川原市の立佞武多の館で行われた。柔らかい表情をたたえた金太郎が車輪付きの台座に載せられ、高さ11メートルの祭り仕様となった。祭り期間の8月4~8日は毎日運行する。
中型立佞武多は運行隊列の親子参加スペースで活用するため、子どもたちに親しんでもらおうと金太郎を題材に選んだ。よろいをまとった金太郎と、立身出世の意味を指す「鯉(こい)の滝登り」を明るい色合いで描き、見送り画には鬼子母神を採用した。金太郎の顔は針金を少なくして丸みを出し、瞳も大きくしたという。
市観光物産課技能技師の鶴谷昭法さん(40)が1月から制作を開始し、3月に完成。組み立てを待つだけとなっていた。この日は午前8時半から鶴谷さんらが飾り台のパーツを手際よく組み立てた後、金太郎の胴体、顔、頭上の鯉をクレーンでつるし、慎重に飾り台に取り付けた。
鶴谷さんは「想像以上にかわいらしく仕上がった。子どもたちに楽しんでほしいと願いを込めた」と笑顔で語った。
中型立佞武多は運行隊列の親子参加スペースで活用するため、子どもたちに親しんでもらおうと金太郎を題材に選んだ。よろいをまとった金太郎と、立身出世の意味を指す「鯉(こい)の滝登り」を明るい色合いで描き、見送り画には鬼子母神を採用した。金太郎の顔は針金を少なくして丸みを出し、瞳も大きくしたという。
市観光物産課技能技師の鶴谷昭法さん(40)が1月から制作を開始し、3月に完成。組み立てを待つだけとなっていた。この日は午前8時半から鶴谷さんらが飾り台のパーツを手際よく組み立てた後、金太郎の胴体、顔、頭上の鯉をクレーンでつるし、慎重に飾り台に取り付けた。
鶴谷さんは「想像以上にかわいらしく仕上がった。子どもたちに楽しんでほしいと願いを込めた」と笑顔で語った。