航空科学館 最新技術で光アート/三沢

手をかざすと光が動く「不思議な井戸」を楽しむ子どもたち

 最新の映像技術を使い、不思議な空間を体験できる特別企画展「ゴースト城のひみつ~光が織りなす魔法のお城!~」が16日、青森県三沢市の県立三沢航空科学館で始まった。体の動きや表情に合わせて光、色、音、映像が変化する13種類のアート作品が、来場者を楽しませている。

 企画展は夏休みの子どもや親子連れ向け。手をかざすと水面が波打ち、色が変化する「不思議な井戸」や、暗がりの中を歩くと光が追い回す「ゴースト男爵の足跡」などがある。いずれも、入場者の動きを感知するセンサーと投影機器の組み合わせで、錯覚を楽しませる仕掛けだ。

 15日はオープニングセレモニーが行われ、同館の大柳繁造館長が「最新の技術でさまざまな表現を施している。目と耳で楽しんで」とあいさつ。招待された六ケ所村の南こども園と八戸市の多賀台保育園の園児約40人が“幽霊”たちと遊んだ。多賀台保育園年長組の似鳥恵奈ちゃん(6)は「私のまねをする幽霊(のコーナー)が楽しかった」と話した。

 同展は9月25日まで。一般・高校は800円、小中学生400円、未就学児は無料。月曜(休日の場合は翌日)が休館日。問い合わせは同館(電話0176-50-7777)へ。

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