
8月2日開幕の青森ねぶた祭まで1カ月を切り、青森市安方のねぶた団地「ラッセランド」で4日、本年度参加する17団体の先陣を切って青森山田学園の大型ねぶたの台上げ作業が行われた。制作作業の最後を飾る台上げで「主役」が姿を現し、3年ぶりの本番に向け祭りムードが次第に高まっている。
青森山田学園の今年のねぶたは、北村隆さん(74)作の「三内丸山 縄文の祈り」。4日午前11時、ねぶた小屋前に関係者約50人が集まり、時折雷が鳴る中、「せーの」とかけ声を上げて木製の台車に載せた。極彩色の勇壮なねぶたに、居合わせた観光客らからは「初めて見た」「すごい」と歓声が上がった。
台上げ作業を見届けた北村さんは「まずはほっとした。台に上げて初めて全体像が分かる」と安心した様子。題材は、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産登録されたことを受け制作したといい「世界平和の思いを込めた。縄文人とクマ、イノシシのバランスを見てほしい」と語っていた。
青森山田学園の今年のねぶたは、北村隆さん(74)作の「三内丸山 縄文の祈り」。4日午前11時、ねぶた小屋前に関係者約50人が集まり、時折雷が鳴る中、「せーの」とかけ声を上げて木製の台車に載せた。極彩色の勇壮なねぶたに、居合わせた観光客らからは「初めて見た」「すごい」と歓声が上がった。
台上げ作業を見届けた北村さんは「まずはほっとした。台に上げて初めて全体像が分かる」と安心した様子。題材は、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産登録されたことを受け制作したといい「世界平和の思いを込めた。縄文人とクマ、イノシシのバランスを見てほしい」と語っていた。