
八甲田の田代平湿原(青森市)で初夏を彩るワタスゲが見ごろを迎えている。11日は行楽客らが多く訪れ、爽やかな高原でのひとときを楽しんでいた。
標高約560メートルの湿原にはウグイスやカッコーの鳴き声が響き、ワタスゲの白い果穂(綿毛)が高原の涼しい風に揺れていた。訪れた人たちは全長約1600メートルの木道を思い思いに散策。例年、木道近くに綿毛が多く見られる中央ルートは今年は少なめだが、見ごろの群生を見つけては立ち止まってカメラで撮影する姿が見られた。
友人3人で県内を巡っているという東京都の会社員小田川太一さん(30)は「関東の方では梅雨のせいか、こんなにふわっとした綿毛はなかなか見られなかった」と感動した様子だった。
田代高原にあるレストハウス箒場の外崎正賛成(まさなり)さんによると、綿毛が見え始めたのは6月に入ってからで例年並み。「(入り口に近い)北ルートの方で花つきがいい」という。
高原ではレンゲツツジも見ごろで、これからはニッコウキスゲなどが咲き始める。
標高約560メートルの湿原にはウグイスやカッコーの鳴き声が響き、ワタスゲの白い果穂(綿毛)が高原の涼しい風に揺れていた。訪れた人たちは全長約1600メートルの木道を思い思いに散策。例年、木道近くに綿毛が多く見られる中央ルートは今年は少なめだが、見ごろの群生を見つけては立ち止まってカメラで撮影する姿が見られた。
友人3人で県内を巡っているという東京都の会社員小田川太一さん(30)は「関東の方では梅雨のせいか、こんなにふわっとした綿毛はなかなか見られなかった」と感動した様子だった。
田代高原にあるレストハウス箒場の外崎正賛成(まさなり)さんによると、綿毛が見え始めたのは6月に入ってからで例年並み。「(入り口に近い)北ルートの方で花つきがいい」という。
高原ではレンゲツツジも見ごろで、これからはニッコウキスゲなどが咲き始める。