クルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン、全長183.4メートル)が3日、青森市の青森港に寄港した。新型コロナウイルス禍で寄港が中断されていたため、県内への寄港は2021年4月以来、約1年ぶり。乗客約230人は奥入瀬渓流や八甲田への観光に繰り出した。
日本クルーズ客船(大阪市)の「ぱしふぃっくびいなす」は5月31日に横浜港を出港。北海道を経由し、3日午前7時20分ごろ青森港新中央埠頭(ふとう)に到着した。
岸壁では県、青森市などで組織する「青森港国際化推進協議会」の小野寺晃彦会長(同市長)らが大漁旗を振るなどして歓迎した。
横浜市在住の自営業、新井一嘉さん(74)は「クルーズ船の旅は3年ぶり。三内丸山遺跡や八甲田の風景を楽しみ、地元の人と触れ合いたい」と話した。
県内ではクルーズ船の運航中止が相次ぎ、20年度はゼロ、21年度は1回に激減。県や寄港先の保健所でつくる「県クルーズ船受入協議会」はコロナ患者向けの病床使用率が20%台に収まっていることなどから、受け入れ可能との旨を運航会社に伝え、今回の寄港が実現した。
日本クルーズ客船(大阪市)の「ぱしふぃっくびいなす」は5月31日に横浜港を出港。北海道を経由し、3日午前7時20分ごろ青森港新中央埠頭(ふとう)に到着した。
岸壁では県、青森市などで組織する「青森港国際化推進協議会」の小野寺晃彦会長(同市長)らが大漁旗を振るなどして歓迎した。
横浜市在住の自営業、新井一嘉さん(74)は「クルーズ船の旅は3年ぶり。三内丸山遺跡や八甲田の風景を楽しみ、地元の人と触れ合いたい」と話した。
県内ではクルーズ船の運航中止が相次ぎ、20年度はゼロ、21年度は1回に激減。県や寄港先の保健所でつくる「県クルーズ船受入協議会」はコロナ患者向けの病床使用率が20%台に収まっていることなどから、受け入れ可能との旨を運航会社に伝え、今回の寄港が実現した。