八戸市営バスと南部バスを運行する岩手県北自動車(盛岡市)は26日、運賃支払いや買い物に使える交通系ICカード「ハチカ」のサービスを八戸圏域で開始した。JR東日本と地域のバス事業者が連携した「地域連携ICカード」としては青森県初導入。3月には青森市営バス、十和田観光電鉄もサービスを始める。
八戸市庁で26日、記念式典が開かれ、圏域内の首長ら関係者約20人が出席。熊谷雄一八戸市長は「住民や観光、ビジネス客の利便性向上に加え、現金を触らないため感染症対策としても有効」と述べ、岩手県北自動車の鈴木拓副社長は「公営と民営が協力しエリア全体でICカードを導入する初のケース。さらなるサービス向上が図られる」と松本順社長のあいさつを代読した。
テープカットの後、関係者はハチカをPRするラッピングバスに乗り込み、ハチカを使って市庁周辺を試乗した。
ハチカの販売は26日から市営バスと南部バスの営業所などで始まった。八戸ポータルミュージアムはっちで購入した同市の女性(64)は「通院や買い物でバスを使うが、お札で支払う場合は両替が必要など面倒だった。ICカードは簡単だしポイントも付くのでいい」と歓迎した。
事前にチャージ(入金)したハチカは、バスの乗り降りの際にタッチするだけで運賃が支払える。定期券としても使用でき、高齢者や障害者に交付している特別乗車証も順次切り替える。JR東の「Suica(スイカ)」の機能を備え、電子マネーとしてコンビニなどでの買い物にも使える。
八戸市庁で26日、記念式典が開かれ、圏域内の首長ら関係者約20人が出席。熊谷雄一八戸市長は「住民や観光、ビジネス客の利便性向上に加え、現金を触らないため感染症対策としても有効」と述べ、岩手県北自動車の鈴木拓副社長は「公営と民営が協力しエリア全体でICカードを導入する初のケース。さらなるサービス向上が図られる」と松本順社長のあいさつを代読した。
テープカットの後、関係者はハチカをPRするラッピングバスに乗り込み、ハチカを使って市庁周辺を試乗した。
ハチカの販売は26日から市営バスと南部バスの営業所などで始まった。八戸ポータルミュージアムはっちで購入した同市の女性(64)は「通院や買い物でバスを使うが、お札で支払う場合は両替が必要など面倒だった。ICカードは簡単だしポイントも付くのでいい」と歓迎した。
事前にチャージ(入金)したハチカは、バスの乗り降りの際にタッチするだけで運賃が支払える。定期券としても使用でき、高齢者や障害者に交付している特別乗車証も順次切り替える。JR東の「Suica(スイカ)」の機能を備え、電子マネーとしてコンビニなどでの買い物にも使える。