自宅で「ワカサギすくい」楽しんで

左側の発泡スチロールの箱は「ワカサギすくいセット」一式。右側では、蛯名理事長がワカサギすくいの様子を見せている

 青森県東北町のNPO法人小川原湖しらうお研究会(蛯名正直理事長)と、蛯名理事長が店主を務める「居酒屋れすとらんえび蔵」は今月中旬から、ワカサギすくいを自宅で楽しめる「ワカサギすくいセット」の販売を始めた。蛯名理事長は「コロナ禍で外出しづらい中、全国トップクラスの水揚げを誇る小川原湖のワカサギを家族ですくって楽しみ、天ぷらなどにして味わってほしい」と話している。

 ワカサギすくいセットは、7~8センチの活ワカサギ50匹に、輸送中に死ぬリスクを想定した追加分の50匹を合わせた計100匹と、空気を水中に送る電池式のエアポンプ、電池1本、網1本、紙製のすくい網5本が一式となっている。

 蛯名理事長は以前から同セット販売の構想を温めていたが、今月に入り、数回の輸送実験を繰り返し、1泊2日であれば、9割程度が生存することを確認。宅配便で1泊2日で届く範囲で販売することにした。

 当初はワカサギ釣りのセットも考えたが、針が指などに刺さる危険性がなく、夜店の金魚すくい感覚で気軽に楽しめるよう、すくい網を使うことにした。

 価格は送料込みで9800円(税込み)。横40センチ、縦33センチ、高さ26.8センチの発泡スチロール製の箱で宅配便で届けられる。

 同法人などがワカサギの釣り堀を営業している小川原湖レークハウスに取りに来る場合は6980円(同)だが、事前の予約が必要。問い合わせ、申し込みは蛯名理事長(電話090-1495-8373)へ。

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