寅、虎、とら… 「えと展」に資料80点/八戸市博物館

八戸南部家から寄贈された「十二支扇子」の「寅」

 八戸市博物館で、新春ミニ企画「えと展-とら-」が開かれている。同館が収蔵している来年のえと「寅(とら)」に関連する資料約80点を展示している。(2021年12月18日 東奥日報掲載記事)

 えと展は、未(ひつじ)年から始まり8回目。今回は、江戸時代の出版物や大正時代の教科書に取り上げられている虎、全国各地の郷土玩具の虎、トラを倒したとされる歴史上の人物、トラの手足とタヌキの体、サルの顔を持つという「鵺(ぬえ)」に関する資料など内容は多岐にわたる。八戸南部家から寄贈された江戸時代の絵師川口月嶺(げつれい)が描いた「十二支扇子・寅」も展示している。

 同館によると、古い時代からトラの皮が権力の象徴だったり、骨や血肉が薬として使われたり、「虎の巻」といった言葉やことわざ、物語など、さまざまなところに「とら」は存在している。山野友海学芸員は「博物館的視点で『とら』を展示した企画展。博物館にはいろいろな資料があることを知ってほしい」と話している。

 同展は来年1月10日まで。20日と、23日から1月4日は休館。

「とら」に関連するさまざまな資料が展示されている会場

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