三沢の「ほっき丼」、12月3日から23店舗で

昨年販売された三沢ほっき丼の例。店によってメニューが異なり、多彩な味を楽しめる(市提供)

 青森県三沢市沖で冬の味覚・ホッキガイ漁が12月1日から始まるのを前に、「三沢ほっき丼」を提供する市内飲食店関係者らが11月30日、市役所で決起集会を開いた。漁期に合わせ、食べ比べを楽しめるご当地グルメイベントで、14年目の今冬は23店舗が12月3日から来年3月末まで販売する。

 市と提供店で構成する「三沢市ほっき料理会」が主催、市観光協会が共催する。昨シーズンは計1万2569食を提供した。今冬は23店が刺し身やみそ焼き、しゃぶしゃぶ、天ぷらなどの独自メニューを提供、このうち14店舗でテークアウト可能。「三沢基地空自空上(からあ)げ」とのコラボレーション企画も実施する。

 集会では参加店関係者ら十数人が「頑張ろう」と気勢を上げた。「お食事処(どころ)おおせっか」の調理責任者・小比類巻淳(あつし)さん(36)は「おいしいメニューを提供できるよう頑張る。気軽に足を運んでほしい」と話した。参加店などの問い合わせは市産業観光課(電話0176-53-5111、内線523)へ。

「頑張ろう」と気勢を上げる参加店の関係者

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