国の天然記念物で推定樹齢1100年の「法量のイチョウ」(十和田市法量銀杏木)が2018年以来3年ぶりに黄葉した。黄葉前に初雪を迎え葉が緑のまま落ちる年が多く「日本一気難しいイチョウ」の異名があるが、5日は陽光を浴びて鮮やかな彩りを放っていた。
高さ25メートル、幹周り14.5メートル。地元で見守る高渕英夫さん(69)=東北巨木調査研究会会長=によると11月に入り色づきが急に進んだ。てっぺんから根元近くまで全体の葉がきれいに黄色に包まれる年は珍しいといい、「実に見事だ」。ただ、「気難しいイチョウなので見ごろが長く続く保証はない。見に訪れるならすぐにでも」。
法量のイチョウは、1926(大正15)年、当時の内務省が初めて天然記念物に指定した全国のイチョウ5本のうちの1本。
高さ25メートル、幹周り14.5メートル。地元で見守る高渕英夫さん(69)=東北巨木調査研究会会長=によると11月に入り色づきが急に進んだ。てっぺんから根元近くまで全体の葉がきれいに黄色に包まれる年は珍しいといい、「実に見事だ」。ただ、「気難しいイチョウなので見ごろが長く続く保証はない。見に訪れるならすぐにでも」。
法量のイチョウは、1926(大正15)年、当時の内務省が初めて天然記念物に指定した全国のイチョウ5本のうちの1本。