八戸市新美術館、「芸術のまち」発信ここから

大きな広場を設けるなど、八戸市中心部の風景を一変させた新美術館(中央右)周辺地域。美術館西側には協調開発で整備された青森銀行の支店(中央左)が並ぶ

 文化創造とまちづくりの拠点となる八戸市新美術館が3日、同市番町にオープンした。開館記念企画展「ギフト、ギフト、」も開幕し、市内外から訪れた来館者でにぎわった。

 企画展は、地域資源である八戸三社大祭を切り口に、アーティストら11組が作品を通してギフトの精神を見つめる内容。山車や八戸の風景から着想を得た桝本佳子さんの陶芸作品や、市民が提供した花柄毛布と山車人形から作られた江頭誠さんの立体作品など52点のほか、山車に関連する題材が描かれた浮世絵75点を展示している。

 開館に先立ち、ドアオープンセレモニーが館内の「ジャイアントルーム」で行われ、同市の法霊(ほうりょう)神楽の一斉歯打ちが披露された。父親と訪れた同市白山台中1年の野澤慶一郎さん(13)は「ジャイアントルームでいろいろなイベントを開いてほしい」、市内の高齢女性は「開館を機に『八戸は芸術のまち』とアピールできたら」と期待した。

 企画展は来年2月20日まで。

オープン初日の午前、館内の巨大空間「ジャイアントルーム」には観覧チケットを購入しようと並ぶ来館者の長蛇の列ができた

市民から提供を受けた毛布や、八戸三社大祭の山車飾りを素材とした江頭誠さんの「おやすみのあと」

八戸を象徴するウミネコなどの鳥を皿やつぼにあしらった桝本佳子さんの「Blue Birds/Blue Ceramics」

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