喫茶店と津鉄がタイアップ スイーツ号運行/五所川原

2年ぶりのスイーツ列車運行をPRする栄利さん

 青森県五所川原市金木町の赤い屋根の喫茶店「駅舎」は10月3、10、17日の日曜日、津軽鉄道とタイアップして「貸切列車・駅舎スイーツ号」を運行する。ストーブ列車の客車を1両貸し切って、同店オリジナルの秋のスイーツやランチを楽しんでもらう。

 スイーツ号は2016年から開催してきたが、昨年は新型コロナウイルスのため中止にした。今年は人数抑制など感染防止策を講じ2年ぶりに実施する。

 実施日の3日間、1日1便運行。津軽五所川原駅と津軽中里駅を往復する間、軽食ランチやドルチェを提供する。

 行きの旅程では、都内でイタリア料理教室を主宰する五所川原市出身の長内美補子さんが監修したイタリアンランチや、駅舎を経営する栄利有夏さんが考案したケーキ、ムースなどのドルチェを提供する。津軽中里駅の折り返しの間、お楽しみイベントを企画。帰りは秋の新作スイーツとラストデザートを振る舞う。

 栄利さんは「スイーツ列車は人気イベント。今年こそ開催して-とのリクエストが多かった。コロナで大変だが乗客、津鉄、地域の方々へのエールにしたい」と話している。

 定員は1便20人程度。料金は運賃込みで1人4千円(税込み)。問い合わせは同店(電話0173-52-3398、メールcafe@wandono-ekisya.com)へ。

2019年に行われたスイーツ列車で準備作業に取り組む栄利さんら(駅舎提供)

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