龍仙一門のねぷた絵一堂に/26日から酸ケ湯

酸ケ湯温泉での展示に向け、自宅アトリエで見送り絵を制作する西谷昇仙さん

 祭りのない夏に少しでも彩りを添えようと、青森市の酸ケ湯温泉で26日から、弘前市のねぷた絵師・八嶋龍仙さんの一門「津軽八仙會」によるねぷた絵展が始まる。同一門のねぷた絵師のうち7人が協力し、館内に32点を展示する。同温泉がねぷた絵に特化した展示を行うのは今回初。

 津軽八仙會代表の西谷昇仙さんは19日夜、平川市の自宅アトリエで、見送り絵の制作を行った。2年連続の祭り中止に「新型コロナ感染拡大の影響で見ることができないねぷた絵を堪能してもらいたい」と話す。西谷代表は一昨年、同温泉で自身も含めた家族展を開催、室内光に照らされ窓越しに浮かび上がるねぷた絵が幻想的な空間を演出し、宿泊客に好評だったという。

 展示は湯治棟3号館の奥にあるギャラリー「神舞閣」で行い、今回制作する新作を含めた見送り絵、鏡絵、額絵等を飾る。同温泉の担当者、高田新太郎さん(32)は「絵師の先生方のご協力で展示会を開催することができ、非常に元気づけられる。ぜひ多くの方々に見ていただきたい」と話した。展示は8月8日までで、入場無料、宿泊者以外も入場可能(午前9時~午後5時)。問い合わせは同温泉(電話017-738-6400)へ。

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