聖火リレートーチ展示/青森市役所「雰囲気 少しでも」

青森市役所本庁舎1階に展示されている東京五輪聖火リレーのトーチ

 青森市は1日、東京五輪開幕50日前イベントの一環として、五輪聖火リレーのトーチを市役所本庁舎1階に展示した。五輪のスポンサー企業であるNTTからトーチの提供など全面協力を受けた。10日に予定された市内の聖火リレーは中止となり、代替イベントが行われる方向だが、関係者は「リレーの雰囲気を少しでも感じてもらえれば」と話している。展示は8日までの午前9時~午後5時(6日を除く)。

 五輪用の「桜ゴールド」色のトーチは全長71センチ、重さ1.2キロ。素材の一部は東日本大震災の復興仮設住宅で使われたアルミ廃材を再利用している。市がNTT東日本青森支店に打診したところ、トーチ提供の快諾を得た。

 会場には、NTTの聖火リレー応援アンバサダーであるテニス男子の錦織圭選手の等身大パネルのほか、アーチェリー男子の古川高晴選手(青森東出)ら市ゆかりの五輪出場選手の紹介、聖火リレーの歴史が分かるパネル(みちのくコカ・コーラボトリング提供)なども展示している。

 NTT東日本青森支店広報担当の東出るり子さんは「公道のリレーはなくなったが、トーチを見ていただき、青森に聖火が来ることを実感してほしい」と話した。

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