鏡広告 レトロで楽しく/八戸銭湯オールウェイズ

「八戸銭湯オールウェイズ」の浴場に掲示されている鏡広告の一部。ユニークな内容が目を引く

 「ホタテの水着売ってます。」「空前絶後の理想の田舎、階上町」…。青森県八戸市新井田の「八戸銭湯オールウェイズ」の浴場に、ユニークな鏡広告が掲示されている。同銭湯を経営する「ノザワ」(八戸市、野沢工社長)の広報担当西村裕子さん(40)は「銭湯の雰囲気を明るく、にぎやかにしたいという思いで企画した。入浴の際に皆さんに楽しんでほしい」と話す。

 同銭湯は、以前別の会社が営業していた公衆浴場を同社が改修し、昨年5月にオープンした。鏡広告はオープン1周年を記念して募集。応募者のデザイン案を基に同社が制作し、今月12日にお披露目となった。サイズは縦18センチ、横45センチで洗い場の鏡の上部に掲示している。

 応募数は20の枠に対し40件超あった。応募者は市内の商店から地元で活動するユーチューバー、ブロガーなど多岐にわたる。広告料はとっていない。西村さんは「丁寧な下絵、面白いキャッチコピーが多かった。施設の内装は昭和らしさをテーマにしている。鏡広告があることで、よりレトロな雰囲気が感じられるのでは」と語る。

 ホタテ水着の鏡広告を出したむつ市の「阿部商店」の阿部学さん(48)は「SNS(会員制交流サイト)で『面白い』『ホタテの水着を買ってみたい』と反響がありうれしかった。鏡広告を見て面白がってくれればいい」と話す。

 同銭湯の従業員森山すみれさん(66)は「キャッチコピーが、ユーモアがあって面白い。全ての鏡広告が見たくなる出来栄えだと思う」と言う。週1回訪れるという階上町の70代男性は「とてもよくできていて自然と目に入ってきた」と話した。

 西村さんは「最近は鏡広告を見る機会が少なくなったように感じる。鏡広告は古き良き銭湯文化の一つだと思っており、大切にしていきたい」と語った。

 同銭湯では現在、男女の浴場それぞれに10枚ずつの鏡広告を掲示しており、入れ替えることも予定しているという。今年の鏡広告の募集は終了しているが、来年も実施する予定。

掲示されている鏡広告。新型コロナウイルス感染対策で間を空けて掲示している

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