小学生の頃から飼い猫「ダイナ」の絵を描き続けてきた青森市の中野優作さん(20)の初めての個展「中野優作 ねこ100ひき 絵画展~ダイナと共に~」が、青森市のアウガ1階駅前スクエアで開かれている。大胆なタッチや色使いで「ダイナ」の愛くるしい表情や姿を捉えた作品約60点が並び、訪れた人が足を止めて見入っていた。展示は23日まで。
5歳の時に自閉症と診断を受けた中野さん。7歳から市内の造形教室「子どもあとりえプランタン」に通い始め、絵や版画の制作に取り組んだ。母・由美さんは「幼い頃は一心不乱にねぶた絵を描いていた」と話す。自宅で猫を飼い始めると、その姿を多く描くようになり、就労継続支援事業所で働く現在も描き続け、これまでに100点を超える作品を制作している。
個展にはアクリル、水彩、パステル、版画などで表現された100匹近い「ダイナ」を展示。特徴的なしま模様を丁寧に表現しながら、こちらをじっと見つめる表情、体を伸ばして眠っている様子などを生き生きと描いた。絵を指導している神美香さんは「素直さと、ほのぼのとした彼らしさが絵にも出ている」と語った。
由美さんは「これまでたくさんの愛情を注いでくれた皆さんへ、感謝を込めて企画した。作品を見てもらう機会を設けることができてよかった」と笑顔を見せた。
5歳の時に自閉症と診断を受けた中野さん。7歳から市内の造形教室「子どもあとりえプランタン」に通い始め、絵や版画の制作に取り組んだ。母・由美さんは「幼い頃は一心不乱にねぶた絵を描いていた」と話す。自宅で猫を飼い始めると、その姿を多く描くようになり、就労継続支援事業所で働く現在も描き続け、これまでに100点を超える作品を制作している。
個展にはアクリル、水彩、パステル、版画などで表現された100匹近い「ダイナ」を展示。特徴的なしま模様を丁寧に表現しながら、こちらをじっと見つめる表情、体を伸ばして眠っている様子などを生き生きと描いた。絵を指導している神美香さんは「素直さと、ほのぼのとした彼らしさが絵にも出ている」と語った。
由美さんは「これまでたくさんの愛情を注いでくれた皆さんへ、感謝を込めて企画した。作品を見てもらう機会を設けることができてよかった」と笑顔を見せた。