大型の壁掛け作品に見入る来場者たち

 タレントでパッチワーク作家として活躍するキャシー中島さんの特別展「愛を綴(つづ)るキルト展」が1日、青森県七戸町の鷹山宇一記念美術館(鷹山ひばり館長)で開幕した。出身地のハワイへの愛着、家族愛、自然への愛などを込めた約100点を展示している。7月18日まで。

 壁掛け作品は46点あり、縦、横の幅がそれぞれ2メートルを超えるハワイアンキルトも展示。車中の仮眠が多い俳優の夫・勝野洋さんのために毛布代わりに作った「うたたねキルト」、病死した長女七奈美さんを悼み縫った「サンシャインガール」など、苦楽の折々に生まれた作品について、キャシーさんが当時の心境をコメントしている。

 キャシーさんのファンという三沢市の介護職中村喜代さん(55)は「色使いや柄を見ていると気持ちが温かくなる。きっと家族への優しさが詰まっているからだろう。ハワイアンキルトも素晴らしく、キャシーさんにしか縫えない作品だ」と話していた。

 同館は月曜休館(5月3日は開館)で、入館料は大人千円。キャシーさんを同館に招きトークショーも予定しているが、開催の可否や日程は5月中旬ごろ同館ホームページで公表する。

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