新装三沢航空科学館の内部を一足早く公開


 青森県は12日、4月20日にリニューアルオープンする県立三沢航空科学館(三沢市)の施工現場を報道機関に公開した。総事業費約5億9千万円で展示約60点を刷新し、全国初の屋内設置となる「大空を飛ぼう『ローラージップ』」など体験型展示施設を拡充する。

 新設の2階宇宙ゾーンでは12日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の川口淳一郎特任教授(弘前市出身)が展示に協力した「小惑星探査機はやぶさ2」の模型の設置作業が進んでいた。またJAXAとトヨタ自動車による、月面走行を目指すモビリティー(乗り物)「ルナ・クルーザー」の模型(5分の1スケール)が搬入された。

 同日は公開されなかったが、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の技術実証機も展示される。

 県地域活力振興課の一山哲哉総括主幹は「急ピッチで作業を進めている。(2003年の)開館以来、地域の皆さんと一緒に運営してきたが、宇宙へと枠を広げ新たな展示を準備している。多くの方に来てほしい」と話した。


2階宇宙ゾーンに展示される「小惑星探査機はやぶさ2」の原寸大模型

12日に搬入された「ルナ・クルーザー」の模型

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