「岩木山丼!」「ミルクかき氷!」 青森県田舎館村の観光施設「遊稲(ゆうとう)の館」前にある巨大な茶わん形の野外アート付近では、天候に恵まれて岩木山がくっきり見えると、茶わんに岩木山を豪快に盛ったような写真を撮ることができる。同館関係者らは、会員制交流サイト(SNS)映えする写真スポットとして広めたい考えだ。
器となっているアートは、弘前市出身のアーティスト・MAJIOさんが制作した「CHAWONDER(チャワンダー)」。
2016年2月に初めて県と村が開いたイベント「冬の田んぼアート」の一環で作ったもので、大きさは高さ2メートルほど、茶わんの直径3メートルほど。津軽平野のど真ん中の水田地帯に置かれているため、天候が良ければ岩木山、八甲田などの山や、空に浮かぶ雲などを、撮影技術によって茶わんに「盛る」ことができる。
遊稲の館スタッフによると、数年前から時折、写真を撮りに来る人がいるという。SNS上では、雲を湯気に見立てて、熱々の丼のように撮影した写真も。東奥日報が最近撮影した写真を取材の一環で村関係者に見せると「かき氷だ。(山頂付近の)雪がミルクみたい」との声も聞かれた。
同館を運営する地域おこし団体「田園」未来を築く会(小野正幸会長)の、高瀬信輔さんは「そのうち写真コンテストをやりたい、という考えも出ている」と語る。
器となっているアートは、弘前市出身のアーティスト・MAJIOさんが制作した「CHAWONDER(チャワンダー)」。
2016年2月に初めて県と村が開いたイベント「冬の田んぼアート」の一環で作ったもので、大きさは高さ2メートルほど、茶わんの直径3メートルほど。津軽平野のど真ん中の水田地帯に置かれているため、天候が良ければ岩木山、八甲田などの山や、空に浮かぶ雲などを、撮影技術によって茶わんに「盛る」ことができる。
遊稲の館スタッフによると、数年前から時折、写真を撮りに来る人がいるという。SNS上では、雲を湯気に見立てて、熱々の丼のように撮影した写真も。東奥日報が最近撮影した写真を取材の一環で村関係者に見せると「かき氷だ。(山頂付近の)雪がミルクみたい」との声も聞かれた。
同館を運営する地域おこし団体「田園」未来を築く会(小野正幸会長)の、高瀬信輔さんは「そのうち写真コンテストをやりたい、という考えも出ている」と語る。