「雪中行軍」生死分けた要因は、青森で資料展

会場には弘前隊に関する資料約60点を展示。今村さんは「実態を知るきっかけになれば」と話す

 1902(明治35)年、極寒の八甲田を踏破した弘前歩兵第31連隊の雪中行軍の実態を紹介する資料展が30日まで、青森市本町の青森まちかど歴史の庵「奏海(かなみ)」で開かれている。

 会場には、弘前隊を率いた福島泰蔵大尉の手記(写し)や黒倉山を登った際の写真、当時の新聞記事など約60点を展示。多くの資料は、行軍に参加した間山仁助伍長の孫・間山元喜さん=弘前市=が提供した。

 奏海の庵主・今村修さん(78)は、同時期に199人の犠牲者を出した青森歩兵第5連隊と比較し「二つの行軍を単純に比較するのは難しいが、当時の天候や事前準備の内容など、生死を分けた要因を資料から学ぶことができる」と話した。

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