北極圏の住居「イグルー」作り学ぶ/青森大

酸ケ湯温泉近くで協力しながらイグルーを作る参加者

 青森大学観光文化研究センター(センター長・佐々木豊志青森大学教授)は12月25~27日、青森市の酸ケ湯温泉とその周辺で、雪のブロックを積んだ北極圏特有の住居「イグルー」を作ることができる「イグルーマイスター」を育成する研修会を開いた。県内外の学生や社会人約30人が座学や実践によってイグルー作りの手順などを学び、技術を身につけた。

 研修会は青森県の新たな自然体験観光商材となり得るイグルーを作れる人材を育てようと、環境省からの補助金を活用し、同温泉の協力を得て初めて実施した。

 佐々木センター長が雪を踏み固めた後、スコップや雪専用ののこぎりなどを使って横幅約50センチ、高さ約30センチ、奥行き約30センチのブロック状に切り出し、積み上げる一連の作業を説明。時折ふぶく中、参加者が協力しながら、少しずつ作業を進めた。

 平内町で農家民泊経営を予定する萩原拓さん(41)は「イグルー作りは初めて。難しいと思ったが、慣れればできるようになってきた」、十和田湖畔で長期滞在のゲストハウスを夫と共に経営する小林恵里さん(35)は「とても楽しくて、作っているうちにはまっていく感じがする。いつかお客さんと一緒に作ってみたい」と語った。

 最終日の27日には佐々木センター長が参加者の上達具合によって独自に5段階で技術を判定し、認定証を授与した。佐々木センター長は「イグルーを青森県の冬季観光に生かしてほしい」と話した。

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