姿を消しつつある「ニホンタンポポ」見に来て 大仙市協和、約2千株が彩る

ニホンタンポポが咲く一般公開のための観賞用の畑と今野さん
 秋田県大仙市協和峰吉川地区で、ニホンタンポポの畑が開花の時期を迎え、周囲を鮮やかに彩っている。畑は、県内の特産品を使った食品開発を手がける合同会社「よしかタンポポプランニング」(同地区)が栽培している。代表社員の今野孝一さん(72)は「姿を消しつつあるニホンタンポポをぜひ見に来てほしい」と話す。


 畑は地区の国道13号近くに位置している。北海道や東北に分布する黄色のエゾタンポポや、西日本に分布する白色のシロバナタンポポなど約2千株のニホンタンポポを鑑賞できる。


 今野さんは約20年前からニホンタンポポを栽培している。繁殖力が強いセイヨウタンポポが増え、ニホンタンポポが減少する中、自然豊かな峰吉川地区でニホンタンポポを増やし、特産品を開発して地域おこしにつなげようと考えた。地区を歩いて集めた種を発芽させ、少しずつ増やしてきた。

 峰吉川にちなみ、自ら育てたタンポポを「よしかタンポポ」と命名。タンポポの根を乾燥させ、粉末状にしてから焙煎(ばいせん)したコーヒー「よしかタンポポコーヒー」などの商品を開発・販売してきた。

 タンポポ畑の公開は昨年から始めた。ニホンタンポポに関心を持ってもらう機会をつくるとともに、鑑賞した人々に、綿毛から取れる種を持ち帰ってもらい、各家庭でニホンタンポポを育て、増やしてもらおうという狙いもある。今野さんは「一生懸命育てたニホンタンポポの輪を広げてもらいたい」と話す。

 同社は新商品として、「よしかタンポポコーヒー」をアレンジした炭酸飲料「よしかタンポポコーヒーサイダー」(460円)と、ビール「よしかタンポポ麦酒」(682円)を売り出している。県内各地域の道の駅で販売している。

 タンポポ畑や商品に関する問い合わせは同社TEL018・838・7575

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