青森県鯵ケ沢町の鯵ケ沢漁港で10日朝、青森県西海岸の冬の味覚ハタハタが水揚げされた。漁は近年、この時期にピークを迎えているが、地元関係者によると、町沿岸部でまとまって水揚げされたのは、この日が今季初。漁業者は今後の水揚げに期待している。
この日は穏やかな天候に恵まれ、夜明け近い午前6時半ごろから漁船7隻が出港。港近くの定置網を起こした。水揚げされたハタハタは、ブリコ(卵)が入った雌と雄に漁業者が手際よく仕分け、箱詰めしていった。
鯵ケ沢町漁協(冨田重基組合長)によると、同日朝の水揚げ量は雌が137箱(1箱4キロ)、雄が133箱(同5キロ)だった。
ただ中には水揚げが数キロにとどまる漁船もあり、漁業者の松山栄二さん(45)は「今年は水揚げが単に遅いだけなのか不漁なのか、不安もあるが、場所によってはハタハタの姿が見えてきた。一晩で定置網にどっと入ることもあるので、これからの水揚げに期待したい」と語った。
県産業技術センター水産総合研究所(平内町)は、青森県の今期のハタハタ来遊資源量を前年並みの1608トンと推定している。漁は12月下旬まで続く見込み。
この日は穏やかな天候に恵まれ、夜明け近い午前6時半ごろから漁船7隻が出港。港近くの定置網を起こした。水揚げされたハタハタは、ブリコ(卵)が入った雌と雄に漁業者が手際よく仕分け、箱詰めしていった。
鯵ケ沢町漁協(冨田重基組合長)によると、同日朝の水揚げ量は雌が137箱(1箱4キロ)、雄が133箱(同5キロ)だった。
ただ中には水揚げが数キロにとどまる漁船もあり、漁業者の松山栄二さん(45)は「今年は水揚げが単に遅いだけなのか不漁なのか、不安もあるが、場所によってはハタハタの姿が見えてきた。一晩で定置網にどっと入ることもあるので、これからの水揚げに期待したい」と語った。
県産業技術センター水産総合研究所(平内町)は、青森県の今期のハタハタ来遊資源量を前年並みの1608トンと推定している。漁は12月下旬まで続く見込み。