浪岡中野球部がリンゴ収穫、23日販売/青森

協力しながらリンゴを収穫する浪岡中の野球部員

 来年3月に静岡県で行われる「文部科学大臣杯全日本少年春季軟式野球大会」に青森県代表として初出場する青森市の浪岡中学校の野球部員13人が21日、同市の「道の駅なみおか」にある観光りんご園でリンゴを収穫した。部員らは23日午前9時~午後3時に収穫したリンゴを同道の駅イベント広場で販売し、売り上げの一部を全国大会に向けた用具の購入に充てる。

 浪岡中野球部員は例年、冬期間に同道の駅の雪室で貯蔵する「雪むろりんご」の掘り出し・販売に協力しており、同道の駅を運営するアップルヒルが部員たちの全国大会出場を応援したいと企画した。

 21日は部員らがアップルヒルの西塚敦営業部次長からもぎ取り方についてアドバイスを受けた後、協力しながらサンふじとサン金星を手際よく収穫しては籠に入れていった。一部の部員は選果も体験した。

 2年生の長谷川依吹主将は「枝が折れないよう大切にもいだ。これまで交流を続けてきた縁で応援してもらっており、本番も地域の代表としてしっかり戦いたい」と力を込め、「甘くて、食感が最高」とおいしそうに試食した。1年生の石岡颯太さんは「上手に収穫できた。23日は元気よく販売して、地域に応援してもらえるチームになりたい」と語った。

 同部は14チームが出場した9月の東北少年軟式野球新人大会県予選で決勝を含む4試合を勝ち抜き、全国大会出場を決めた。

収穫したリンゴを手に全国大会での活躍を誓う部員たち

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