青森県三戸町の地域商社SANNOWA(サンノワ、吉田広史社長)は20日から、同町の農家が開発した小さなリンゴを新たなブランド商品「MINI FUJI-CO(ミニフジコ)」として、県内外で売り出す。地元産リンゴの付加価値を高める取り組みで、初年度は約1万個の販売を目指す。同社が19日発表した。
このリンゴは2005年に亡くなった同町の故水野益冶さん(享年51)が約10年の歳月をかけて開発した。直径5センチほどで、甘みと酸味のバランスが良く、現在は母しげさん(87)ら家族が栽培を引き継いでいる。高級果物店として知られる新宿高野(本店東京)は01年から「ミニふじ」の商品名で販売している。
サンノワはより多くの人に知ってもらおうと、東京などでのテスト販売を経て約1年かけて発売にこぎ着けた。開発を担当したサンノワ広報の出川ジェンゴスキーさんは「小さくてかわいい上に、おいしい。いろんな人に知ってもらい、愛されれば本望」と話す。
同社は、お供え餅のミカンの代わりやクリスマスツリーの飾りなどに使われることにも期待しており、PRの一環として25日まで50万円を目標にクラウドファンディングも行っている。
ミニフジコは1個入り350円、4個入り1200円、9個入り2500円。家庭用規格の「DEMI FUJI-CO(デミフジコ)」は5個入り800円(いずれも税別)。八戸市のカネイリミュージアムショップ、十和田市の365、青森市のA-FACTORY、東京の8base、神戸市の「a la ringo」で販売する。問い合わせはサンノワ(電話0179-23-0305)へ。
このリンゴは2005年に亡くなった同町の故水野益冶さん(享年51)が約10年の歳月をかけて開発した。直径5センチほどで、甘みと酸味のバランスが良く、現在は母しげさん(87)ら家族が栽培を引き継いでいる。高級果物店として知られる新宿高野(本店東京)は01年から「ミニふじ」の商品名で販売している。
サンノワはより多くの人に知ってもらおうと、東京などでのテスト販売を経て約1年かけて発売にこぎ着けた。開発を担当したサンノワ広報の出川ジェンゴスキーさんは「小さくてかわいい上に、おいしい。いろんな人に知ってもらい、愛されれば本望」と話す。
同社は、お供え餅のミカンの代わりやクリスマスツリーの飾りなどに使われることにも期待しており、PRの一環として25日まで50万円を目標にクラウドファンディングも行っている。
ミニフジコは1個入り350円、4個入り1200円、9個入り2500円。家庭用規格の「DEMI FUJI-CO(デミフジコ)」は5個入り800円(いずれも税別)。八戸市のカネイリミュージアムショップ、十和田市の365、青森市のA-FACTORY、東京の8base、神戸市の「a la ringo」で販売する。問い合わせはサンノワ(電話0179-23-0305)へ。